株式会社中美建設様

ダンドリワークは現場出身だから身近に感じました。IT化を手伝ってくれるパートナー的な存在です。

31名〜50名
新築
リフォーム・リノベーション
売上向上
職人の確保

数少ないメンバーからのスタート

御社について創業の背景と歴史を教えてください。

三重県伊勢にあります。昭和44年、現在の会長中村美房が創業しました。中と美をとって「中美(なかよし)」で「仲良し」とかけた社名にしています。現在は専務であった次男が8年くらい前に有限会社から株式会社にして代表についています。

前の事務所は一軒家でしたが、8年前に今の事務所を建てました。僕が入った13年前は20人くらいの人数で、現場監督3名、営業6名、事務1名、あとは職人と社長という少ないメンバーでやっていました。

当時年間20棟ほどでしたが、8年前の社長交代でいろいろと変わりました。地域で認知を得るためには50棟を目指さなくては生き残れない、という戦略で全国のネットワークなどにも加盟して間口も広げております。今はパートも入れて40名くらいです。

 

ダンドリワークの導入前は電話やFAXなどを使われていたのでしょうか?

やりとりはほとんど携帯電話ですね。工務店ですのでITとかはまったくありませんでした。メールとか送られてきてもわからない、という感じでしたね。その環境が変わったのは、本当にダンドリワークさんの創業のきっかけと同じです。それまでは『図面持ってこい』みたいなそんな感じの現場でした。

一人1台のパソコンすらなかったですから。人と会ってなんぼという感じでしたね。その後、今の社長に代わり社内の考え方も変わりました。

7年前、50棟を目指してダンドリワークを導入

社長交代の1年後にダンドリワークを導入されたとのことですが、皆さんはどんな反応でしたか?

社長の一番いいところは腰が軽いところなんです。社長の代が変わった時点で、50棟をこえないと世間に認知されないという意識がありました。当初は20棟くらいしか実績がなく、このままでは淘汰されるということで、いろんな時代の変化を受け入れようと考えて。

そんな中でダンドリワークさんとご縁があって、会社の仕組みとして属人化ではなく成果そのものをあげるという仕組みを取り入れようと、ダンドリワークを導入しました。現場のメンバーも他の人が取り入れているのなら自分もやってみよう、ということで徐々に浸透していきました。

スマホに変わって職人さんの確保を実現

全体で運用に乗った、と感じられたのはいつ頃でしたか?

職人さんの最後のひとりがダンドリワークを使うためにスマホにしたときに効果を感じました。施工管理アプリを導入して1年後くらいのことです。『みんながダンドリワークにしているから、ダンドリワーク使ってみなよ』という風潮が現場にありました。そのくらい社内のみんながダンドリワークを導入し、アプリのよさをわかっていたのです。

今は年配の職人さんでガラケーを使っている人はいらっしゃらないですか?

今はいませんね。最後にスマホに変えた職人さんは70代でした。ダンドリワークからはアプリの利用状況のレポートも毎月送られてきますが、その方も含め、現場のみんなが使えています。

現在は新規のクライアントもダンドリワークのアカウントを持っているので、自然とみんながダンドリワークを使っています。情報共有の手段がダンドリワークなので、クライアントの間でも浸透してきたことが原因でしょうね。

施工管理アプリを導入する1年前と比べて変わったな、という点はありましたか?

結論からいうと、職人さんとの付き合い方が変わりました。たとえばダンドリワークは現場ごとに閲覧権限を設定できますが、うちではあえて、工程表はすべての職人さんが見られるようにしています。

中美建設が持っている現場の全体像を知ってもらうことで、職人さんにも安心してお付き合いしてもらえていると感じています。世の中でも職人不足といわれていますが、我々からしたら施工管理アプリを使うことで職人さんの確保になりますし、逆に職人さんからしたら、選んだ先と安定した付き合いができるという点でお互いにメリットがあるのではないでしょうか。

ご利用の感想などありますか?

簡単に使うことができています。社長自体がITツールの導入が好きなので、顧客管理や案件管理のツールを使っていたり、パソコンをデュアルモニターで使っていたり、IT化が社内では進んでいます。その中のひとつとしてダンドリワークも導入しています。
一つリクエストするとしたら、簡易的に管理しているExcelがダンドリワークの工程表と連動したら便利だなと考えています。ぜひ開発してください(笑)

 

次の目標は100棟企業

導入時に掲げた、目標50棟は現在達成できましたか?

社長就任当時、社長は5年で50棟を達成するといっていました が、見事に5年で達成することができました。当初は集客をひたすら精一杯おこなっていくしかなく、達成できるかもわかっていませんでしたが、結局は達成できたのでよかったです。

今は10年後の目標を100棟企業に掲げています。とても高い目標ですが、お客様に感動していただき、社員や協力業者が安心して働くことができ、地域の皆様に満足していただけるサスティナブルな地元でちょっといい会社になっていきたいと思っています。

 

ダンドリワークの導入を検討している方へのメッセージをいただけますか?

当初ダンドリワークが話していた内容が強く印象に残っています。それは「私たちも同業者でした。だから現場の効率の悪さも難しさも体験して知っている」ということです。そこが等身大で身近に感じました。ITツールの営業マンというよりかは、地方の工務店のIT化を手伝ってくれるというスタンスでした。

IT、ITしているというよりは、いち地方の工務店の生産性を上げるお手伝いをしているのがダンドリワークさんです。どうすれば現場の効率化ができるのかと課題を抱えている方には、本当に親身になってやってくれるのでおすすめできると思います。